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半月板損傷!院長の実例あり(^^)/
2024/03/12
スタッフブログ
半月板損傷について載せさせて頂きます
院長の私が今現在、半月板損傷やりたてホヤホヤですので症状やどんなものなのかお話させて頂きます
半月板とは・・・
膝関節内にあるクッションや関節面が滑らかに動くようにしてくれている軟骨です
半月板損傷が起きる原因とは・・・
急性の場合は、スポーツ等で膝を捻った際に半月板が裂けて損傷する
慢性の場合は、加齢により半月板が劣化し椅子から立ち上がった時などの日常動作で損傷する
半月板損傷した際の症状は・・・
・体重をかけると痛い
・完全に膝を伸ばせない
・完全に膝を曲げれない
・膝が少し曲がった状態から伸ばしも曲げもできない状態が起きる(ロッキング)
・腫れる(水が溜まる)
・膝に熱を持つ
・立った状態で上体を捻ると膝に痛みが走る
etc・・
下記に私自身の膝の画像を載せます。損傷して3日後です。
非常に毛深く醜い足で申し訳ありませんm(__)m
テーピングを貼っていたので損傷した側の毛を剃っております(;^ω^)
右側のお皿(膝蓋骨)の位置ははっきりとわかりますが、左はお皿の周りが腫れ過ぎて少しわかりずらいですよね
この時の症状としましては・・
・熱感有り
・完全伸展不可
・上記の姿勢以上に曲げることが不可
・立った状態などで体を捻ると膝の関節がズレてそこから一切(1キロでも体重を)損傷側の足に荷重をかけようとした ら膝に激痛が有り、全く体重をかけれなくなる。「カコッ!」とはまりズレが戻ると体重が少しかけれるように戻る
・ロッキングが1日数回起きる
1週間様子を見ましたが全く改善がなかったので、整形外科へ・・
・レントゲンを撮り骨には異常なし
・靭帯断裂が無いか確認のため膝に注射を入れ少し中の水を抜き、血が混じっていなかったので靭帯断裂はなし
・腫れが酷く炎症が強いため、そのままステロイドとヒアルロン酸を注入(ステロイドを打つと炎症が弱まり炎症が無くなると水も自然と引きます)
・半月板の損傷の有無はレントゲンではわかりません。ですのでMRIを撮る(翌日、総合病院にて)
・MRIを撮れば半月板損傷の有無がわかります
整形外科でがっつりサポーター(膝が全く曲げれない)と炎症を抑制する薬を処方してもらう
下記がサポーターです↓
半月板損傷の治療法・・・
・日常生活ができる人は、ヒアルロン酸注射やリハビリを行う。痛みがある間はできる限り安静にする。
・半年経っても痛みが治まらない人は手術をする。
手術は内視鏡手術で切除手術と縫合手術がある
どちらかといえば切除手術の方が多い
切除手術・・・
メリット 入院期間が短い(クリニックによっては日帰り手術もある)
デメリット 予後変形性膝関節症になる確率が高い
縫合手術・・
メリット 半月板が残るので予後良好
デメリット 入院・リハビリ期間が長い
縫合しても再損傷する可能性が低くはない(約30%の方が再損傷ともいわれている)
・近年では、手術をせず再生医療(自分の幹細胞を膝に注入して半月板を再生させる方法)も行われている。
メリット 半月板が再生する
デメリット 健康保険が適応ではないので自費となり費用が高い
どのような治療をするかは、お医者様としっかり話し合い決めたら良いと思います
最後に1週間サポーターを付けて生活をした(風呂以外ずっと装着)私の膝を見て頂ければと思います(^^)v
お皿の上に窪みも出来てきて、腫れが少なくなり熱感は全くありません
完全伸展はできますが、屈曲は100度ぐらいで膝にツッパリ感があります
お医者さんから3か月はサポーターをつけた方が良いとの事ですので6月までは着けて、その後は自分でリハビリを頑張ります!!
とりあえず、私は手術をせずに保存療法で治療をやっていきます。